Webサーバを公開するってどういうことだ?(2001.3.27) いままで一般的なインターネット接続といえば このメモをお読みの方ならば、下記の様な方法でいわゆるネットサーフィンをなさっ たことがお有りでしょう。オールインワンPCの場合、モデムも内蔵してる場合がほと んどですから、電話回線を差し込んだらすぐに可能になる状態のものも多いでしょう。 ・インターネットサービスプロバイダのアクセスポイント経由(定額制のプロバイダ利用) ・一台のPCから56kbpsモデムまたはISDNターミナルアダプタ等でプロバイダにppp接続 ・Webブラウザで様々なコンテンツを見る 長時間ネットサーフィンするなら、サーバも公開できそう・・・ テレホーダイという、深夜、特定電話番号への使用料が定額になるサービスがあり、 これを利用すると夜間なら料金を気にせず利用できます。 長時間PCをインターネットへ接続することができる、このことを利用してちょっと 前まではテレホーダイを利用して夜間だけWeb公開を行っていた方もいらっしゃった と思います。ただ、セキュリティ的には脆弱なのでお勧めできません。 当時、23:00を過ぎると、特定の掲示板やメールでお互いのIPアドレスを交換する ことでWeb公開を行っていたそうです。 Web公開するにはWebサーバ(HTTPデーモン、HTTPdともいう)が必要です。フリー で有名なのはApache(Linux,WinNT)やAnHTTP(WinNT,2000,95,98,Me)ですが、MacWeb共 有(Mac)などならOSに添付されてます。 現在では無料のダイナミックDNSがたくさんあるので、その業者のサブドメインと して独自のアカウントを発行してもらうことができます。深夜のテレホーダイ時間に なったらPPPで接続し、ダイナミックDNSに現在のIPアドレスを再登録することで、い つも(といっても深夜のみだが)決まったURLでWebにアクセスできるのです。 ダイヤルアップルータ経由で接続するとは? ネットワークパケットを経路制御する装置をルータといい、WAN(ISDNや通常のアナ ログ電話)回線とLANの間でIPをルーティングする装置をダイヤルアップルータと呼び ます。最近廉価に出回っており次の様な特徴から使用する方が急増してます。 ダイヤルアップルータの特徴 ・接続要求が有ったら自動的に電話回線を通じてプロバイダにPPP接続する。 ・接続要求が無いときには自動的に電話回線を切断する様に設定できる。 ・NAT機能を利用して、LAN側の複数のマシンでWAN側へのアクセスが可能。 ・静的IPマスカレード機能を利用してWAN側からLAN側指定ホストへのアクセスが可能。 ・各種フィルタリングにより簡易的なファイアウォールが構築可能。 ダイヤルアップルータは基本的にフィルタリング機能があるので、そのままでは LAN側のサーバを公開できません。 Webサーバを設置するときはダイヤルアップルータの静的IPマスカレード機能を利 用して、80番ポートへのリクエストを公開サーバに設定された固定ローカルIPアドレ スに転送することで実現しますが、メーカ毎に呼び方や設定方法、設定数などに制限 があったりしますのでマニュアルを参照して下さい。 知っていた方が良いポート番号には次の様なものが有ります。なお、Windowsの方 はダイヤルアップルータやブロードバンドルータのポート138,139は念のため閉じて おきましょう。 tcp 20 ftp-data tcp 21 ftp tcp 23 telnet tcp 25 smtp udp/tcp 53 domain(DNS) tcp 80 http(WWW) tcp 110 pop3 tcp 119 nntp(NEWS) tcp 138 netbios-dgm(NETBIOS) tcp 139 netbios-ssn(NETBIOS) tcp 220 imap3 公開サーバを立ち上げるならば24時間常時接続? ダイヤルアップで断続的にインターネットへの公開を行うと、接続をしていないと きは、自分が使っていたIPアドレスが別のユーザに割り当てられます。これがあまり 好ましくないことは容易に想像できます。また、せっかくWebサーバを立ち上げたの ですから24時間常時接続したいものです。(夜間だけの公開ならば昼間はDynDNSへ のIPアドレス設定を"127.0.0.1"など他人に迷惑をかけない設定にしておきましょう。 回線工事や電気工事、サーバのメンテなどで一定期間回線を切断するときも同様で す。) 最近ではフレッツシリーズがありますから、月数千円の追加で常時接続が実現しま す。ダイヤルアップルータ(もしくはブロードバンドルータ)を適切に設定すれば Webサーバを常時公開できるだけでなく、別のPCから普通にネットサーフィンを行う ことも当然可能です。便利です。挑戦してみてはいかがでしょうか。 次回は24時間サーバを公開する際の総論のつもりです。では失礼。 メモその7 ホームへ メモその9 このサイトの内容については各自の責任で行って下さい。 当方では何があっても一切責任を持てません。 ご意見・ご要望等お待ち申し上げます。 mailto:a-k@raibo.comCopyright (c) 2001 a-k, All rights reserved.